キャンバスの背景に使用される色を設定します。
デフォルトでは、背景は透明です。background()は通常、 draw()内で使用され、各フレームの 開始時にディスプレイウィンドウをクリアします。また、 setup()内で使用して、アニメーションの 最初のフレームで背景を設定することもできます。
1つのパラメータを持つbackground()のバージョンは、値を4つの方法で 解釈します。パラメータがNumberの場合、グレースケール値として 解釈されます。パラメータがStringの場合、CSS色文字列として 解釈されます。RGB、RGBA、HSL、HSLA、16進数、および名前付きの色文字列が サポートされています。パラメータがp5.Color オブジェクトの場合、背景色として使用されます。パラメータが p5.Imageオブジェクトの場合、背景画像として 使用されます。
2つのパラメータを持つbackground()のバージョンは、最初のパラメータを グレースケール値として解釈します。2番目のパラメータはアルファ(透明度) 値を設定します。
3つのパラメータを持つbackground()のバージョンは、現在の colorMode()に応じて、それらをRGB、 HSB、またはHSL色として解釈します。デフォルトでは、色はRGB値で 指定されます。background(255, 204, 0)を呼び出すと、背景が 明るい黄色に設定されます。
実例
シンタックス
background(color)
background(colorstring, [a])
background(gray, [a])
background(v1, v2, v3, [a])
background(values)
background(image, [a])
パラメーター
color()関数によって作成された任意の値
色文字列。可能な形式には以下が含まれます:整数 rgb()またはrgba()、パーセンテージrgb()またはrgba()、 3桁の16進数、6桁の16進数。
現在の色範囲に対する背景の不透明度 (デフォルトは0-255)。
白と黒の間の値を指定します。
カラーモードがRGBの場合は赤の値、HSBの場合は色相の値。
カラーモードがRGBの場合は緑の値、HSBの場合は彩度の値。
カラーモードがRGBの場合は青の値、HSBの場合は明度の値。
色の赤、緑、青、 アルファコンポーネントを含む配列。
loadImage()または createImage()で作成された画像 を背景として設定します。 (スケッチウィンドウと同じサイズである必要があります)。