p5.Graphicsオブジェクトを作成します。
createGraphics()
はオフスクリーンの描画キャンバス(グラフィックス バッファ)を作成し、p5.Graphics オブジェクトとして返します。別のグラフィックスバッファに描画することは、 パフォーマンスの向上やコードの整理に役立ちます。
最初の2つのパラメータ、width
とheight
はオプションです。これらは p5.Graphicsオブジェクトの 寸法を設定します。例えば、createGraphics(900, 500)
を呼び出すと、 900×500ピクセルのグラフィックスバッファが作成されます。
3番目のパラメータもオプションです。P2D
または WEBGL
のいずれかの定数が渡された場合(例:createGraphics(900, 500, WEBGL)
)、p5.Graphicsオブジェクトの レンダリングモードが設定されます。既存の HTMLCanvasElement が渡された場合(例:createGraphics(900, 500, myCanvas)
)、 それがグラフィックスバッファによって使用されます。
4番目のパラメータもオプションです。既存の HTMLCanvasElement が渡された場合(例:createGraphics(900, 500, WEBGL, myCanvas)
)、 それがグラフィックスバッファによって使用されます。
注意:WebGLモードでは、p5.Graphicsオブジェクト は、ブラウザがサポートしている場合、WebGL2コンテキストを使用します。 webglVersionシステム変数をチェックして、 どのバージョンが使用されているかを確認するか、setAttributes({ version: 1 })
を 呼び出してWebGL1コンテキストを作成してください。
実例
シンタックス
createGraphics(width, height, [renderer], [canvas])
createGraphics(width, height, [canvas])
パラメーター
グラフィックスバッファの幅。
グラフィックスバッファの高さ。
P2DまたはWEBGL。デフォルトはP2D。
グラフィックスバッファに使用される既存の キャンバス要素。