3Dスケッチの方向を明確にするためのグリッドと軸アイコンを追加します。
debugMode()は、スケッチの「地面」がどこにあるかを示すグリッドを追加します。 デフォルトでは、グリッドはスケッチの原点(0, 0, 0)を通り、 XZ平面に沿って走ります。debugMode()はまた、正のx軸、y軸、z軸に沿って 指す軸アイコンも追加します。debugMode()を呼び出すと、デフォルトのサイズと 位置でグリッドと軸アイコンが表示されます。
debugMode()を呼び出す方法には、デバッグ環境をカスタマイズするための オプションパラメータを持つ4つの方法があります。
最初のdebugMode()の呼び出し方は、1つのパラメータmodeを持ちます。 システム定数GRIDが渡された場合、例えばdebugMode(GRID)のように、 グリッドが表示され、軸アイコンは非表示になります。定数AXESが 渡された場合、例えばdebugMode(AXES)のように、軸アイコンが表示され、 グリッドは非表示になります。
2つ目のdebugMode()の呼び出し方は、6つのパラメータを持ちます。最初の パラメータmodeは、表示するGRIDまたはAXESを選択します。 次の5つのパラメータ、gridSize、gridDivisions、xOff、yOff、 zOffはオプションです。これらは、グリッドの外観(gridSizeと gridDivisions)と軸アイコンの配置(xOff、yOff、zOff)を 設定する数値です。例えば、debugMode(20, 5, 10, 10, 10)を呼び出すと、 gridSizeを20ピクセルに、gridDivisionsの数を5に設定し、 x軸、y軸、z軸に沿って軸アイコンを10ピクセルずつオフセットします。
3つ目のdebugMode()の呼び出し方は、5つのパラメータを持ちます。最初の パラメータmodeは、表示するGRIDまたはAXESを選択します。 次の4つのパラメータ、axesSize、xOff、yOff、zOffはオプションです。 これらは、軸アイコンのサイズ(axesSize)とその配置(xOff、yOff、 zOff)を設定する数値です。
4つ目のdebugMode()の呼び出し方は、9つのオプションパラメータを持ちます。 最初の5つのパラメータ、gridSize、gridDivisions、gridXOff、gridYOff、 gridZOffは、グリッドの外観を設定する数値です。例えば、 debugMode(100, 5, 0, 0, 0)を呼び出すと、gridSizeを100に、 gridDivisionsの数を5に設定し、すべてのオフセットを0に設定して グリッドを原点に中心を置きます。次の4つのパラメータ、axesSize、 xOff、yOff、zOffは、軸アイコンのサイズ(axesSize)と その配置(axesXOff、axesYOff、axesZOff)を設定する数値です。 例えば、debugMode(100, 5, 0, 0, 0, 50, 10, 10, 10)を呼び出すと、 gridSizeを100に、gridDivisionsの数を5に設定し、すべてのオフセットを0に 設定してグリッドを原点に中心を置きます。そして、axesSizeを50に設定し、 各軸に沿って10ピクセルずつアイコンをオフセットします。
実例
シンタックス
debugMode()
debugMode(mode)
debugMode(mode, [gridSize], [gridDivisions], [xOff], [yOff], [zOff])
debugMode(mode, [axesSize], [xOff], [yOff], [zOff])
debugMode([gridSize], [gridDivisions], [gridXOff], [gridYOff], [gridZOff], [axesSize], [axesXOff], [axesYOff], [axesZOff])
パラメーター
GRIDまたはAXES
グリッドの一辺の長さ。
グリッドの分割数。
x軸に沿った原点からのオフセット。
y軸に沿った原点からのオフセット。
z軸に沿った原点からのオフセット。
軸アイコンマーカーの長さ。
x軸に沿った原点からのグリッドのオフセット。
y軸に沿った原点からのグリッドのオフセット。
z軸に沿った原点からのグリッドのオフセット。
x軸に沿った原点からの軸アイコンのオフセット。
y軸に沿った原点からの軸アイコンのオフセット。
z軸に沿った原点からの軸アイコンのオフセット。