一方向に光を放つライトを作成します。
指向性ライトは特定の点から光を放つわけではありません。画面外のどこかにある太陽のように 振る舞います。ライトの方向は-1から1の間の3つの値(x, y, z)
で設定されます。 例えば、ライトの方向を(1, 0, 0)
に設定すると、ライトが右方向を直接向いているため、 p5.Geometryオブジェクトは左側から照らされます。 一度に最大5つの指向性ライトを有効にできます。
ライトの色と方向を設定するパラメータを使用して、directionalLight()
を 呼び出す方法は4つあります。
最初の方法では、directionalLight()
に6つのパラメータを使用します。 最初の3つのパラメータv1
、v2
、v3
は、 現在のcolorMode()を使用してライトの色を設定します。 残りの3つのパラメータx
、y
、z
は、ライトの方向を 設定します。例えば、directionalLight(255, 0, 0, 1, 0, 0)
は、 赤色(255, 0, 0)
で右方向(1, 0, 0)
に光を放つライトを作成します。
2番目の方法では、directionalLight()
に4つのパラメータを使用します。 最初の3つのパラメータv1
、v2
、v3
は、 現在のcolorMode()を使用してライトの色を設定します。 最後のパラメータdirection
は、p5.Geometry オブジェクトを使用してライトの方向を設定します。例えば、 directionalLight(255, 0, 0, lightDir)
は、lightDir
ベクトルが 指す方向に光を放つ赤色(255, 0, 0)
のライトを作成します。
3番目の方法では、directionalLight()
に4つのパラメータを使用します。 最初のパラメータcolor
は、p5.Color オブジェクトまたは色値の配列を使用してライトの色を設定します。残りの3つのパラメータ x
、y
、z
は、ライトの方向を設定します。 例えば、directionalLight(myColor, 1, 0, 0)
は、myColor
の 色値で右方向(1, 0, 0)
に光を放つライトを作成します。
4番目の方法では、directionalLight()
に2つのパラメータを使用します。 最初のパラメータcolor
は、p5.Color オブジェクトまたは色値の配列を使用してライトの色を設定します。2番目のパラメータ direction
は、p5.Colorオブジェクトを 使用してライトの方向を設定します。例えば、directionalLight(myColor, lightDir)
は、 lightDir
ベクトルが指す方向にmyColor
の色値で光を放つライトを 作成します。
実例
シンタックス
directionalLight(v1, v2, v3, x, y, z)
directionalLight(v1, v2, v3, direction)
directionalLight(color, x, y, z)
directionalLight(color, direction)
パラメーター
現在のcolorMode()での 赤または色相の値。
現在のcolorMode()での 緑または彩度の値。
現在のcolorMode()での 青、明度、または輝度の値。
ライトの方向のx成分(-1から1の間)。
ライトの方向のy成分(-1から1の間)。
ライトの方向のz成分(-1から1の間)。
p5.Vectorオブジェクトとしての ライトの方向。
p5.Colorオブジェクト、 色値の配列、またはCSSの文字列としての色。