keyTyped()

印字可能な文字のキーが押されたときに一度呼び出される関数です。

keyTyped()関数を宣言すると、ユーザーがaや1のような 印字可能な文字のキーを押したときに自動的に一度実行されるコードブロックを 設定します。SHIFTCONTROL、矢印キーなどの 修飾キーは無視されます:

function keyTyped() {
  // 実行するコード
}

key変数とkeyCode変数は、 p5.jsによってkeyTyped()が呼び出されたときに、 最後に離されたキーの値で更新されます:

function keyTyped() {
  // keyを使用して "c" 文字をチェック
  if (key === 'c') {
    // 実行するコード
  }

  // keyCodeを使用して "c" をチェック
  if (keyCode === 67) {
    // 実行するコード
  }
}

パラメータeventはオプションです。keyTyped()には常に キー押下イベントを説明するプロパティを持つ KeyboardEvent オブジェクトが渡されます:

function keyReleased(event) {
  // イベントを使用するコード
  console.log(event);
}

注意:ALTなどの修飾キーに反応するには、 keyPressed()関数と keyCodeシステム変数を使用してください。

ブラウザは様々なキーイベントにデフォルトの動作を関連付けている場合があります。 このイベントのデフォルトの動作を防ぐには、関数の最後にreturn false;を 追加してください。

実例

シンタックス

keyTyped([event])

パラメーター

event
KeyboardEvent:

オプションの KeyboardEvent コールバック引数。

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