p5.XMLオブジェクトを作成するためにXMLファイルを読み込みます。
拡張可能なマークアップ言語 (XML) はアプリケーション間でデータを送信するための標準フォーマットです。HTMLと同様に、 XMLフォーマットはタグと属性に基づいています。例えば、 <time units="s">1234</time>
のようになります。
最初のパラメータpath
は、常にファイルへのパスを示す文字列です。 ローカルファイルへのパスは相対パスにする必要があります。例えば、 loadXML('/assets/data.xml')
のようにします。'https://example.com/data.xml'
のようなURLはブラウザのセキュリティにより、ブロックされる可能性があります。
2番目のパラメータsuccessCallback
はオプションです。関数が 渡された場合(例:loadXML('/assets/data.xml', handleData)
)、 データが読み込まれるとhandleData()
関数が呼び出されます。 データから作成されたp5.XMLオブジェクトが handleData()
に唯一の引数として渡されます。
3番目のパラメータfailureCallback
もオプションです。関数が 渡された場合(例:loadXML('/assets/data.xml', handleData, handleFailure)
)、 読み込み中にエラーが発生するとhandleFailure()
関数が呼び出されます。 Error
オブジェクトがhandleFailure()
に唯一の 引数として渡されます。
注意:データの読み込みには時間がかかる場合があります。loadXML()
を preload()内で呼び出すことで、 setup()やdraw()で使用される前に データが確実に読み込まれるようになります。
実例
シンタックス
loadXML(path, [successCallback], [errorCallback])
パラメーター
読み込むXMLファイルのパス。
データが読み込まれた後に呼び出される関数。 p5.XMLオブジェクトが渡されます。
データの読み込みに失敗した場合に呼び出される関数。 Error
イベントオブジェクトが渡されます。