Object

データをキーと値のペアとして格納するコンテナです。

オブジェクトは、他のオブジェクトを含む任意の型の関連データを整理するのに役立ちます。 オブジェクトに格納された値は、キーと呼ばれる名前でアクセスできます。各 キーと値のペアは「プロパティ」と呼ばれます。オブジェクトはPythonの辞書や JavaやRubyのマップに似ています。

例えば、オブジェクトは犬の位置、サイズ、外見を含むことができます:

// dog変数を宣言し、オブジェクトを割り当てる。
let dog = { x: 50, y: 50, size: 20, emoji: '🐶' };

// テキストのスタイルを設定する。
textAlign(CENTER, CENTER);
textSize(dog.size);

// 犬を描く。
text(dog.emoji, dog.x, dog.y);

dog変数には4つのプロパティを持つオブジェクトが割り当てられています。オブジェクト は中括弧{}で宣言されます。値にはドット演算子を使ってアクセスできます (dog.sizeのように)。上の例では、キーsizeは 値20に対応しています。オブジェクトは最初は空にすることもできます:

// cat変数を宣言し、空のオブジェクトを割り当てる。
let cat = {};

// オブジェクトにプロパティを追加する。
cat.x = 50;
cat.y = 50;
cat.size = 20;
cat.emoji = '🐱';

// テキストのスタイルを設定する。
textAlign(CENTER, CENTER);
textSize(cat.size);

// 猫を描く。
text(cat.emoji, cat.x, cat.y);

オブジェクトのデータはスケッチの実行中に更新できます。例えば、catdogから逃げるために位置を更新することができます:

// 右に走る。
cat.x += 5;

必要に応じて、オブジェクトの値には角括弧[]と文字列を使用して ドット記法の代わりにアクセスすることもできます:

// 右に走る。
cat["x"] += 5;

この構文は、cat['height (m)']のように、キーの名前にスペースが含まれている場合に 役立ちます。

実例

Notice any errors or typos? Please let us know. Please feel free to edit src/core/reference.js and open a pull request!

関連するリファレンス