p5.XML

XMLオブジェクトを記述するクラスです。

p5.XMLオブジェクトは、XMLデータと簡単に対話する方法を提供します。 拡張可能なマークアップ言語 (XML) は、アプリケーション間でデータを送信するための標準フォーマットです。HTMLと同様に、 XMLフォーマットはタグと属性に基づいています。例えば、 <time units="s">1234</time>のようになります。

注意:外部XMLファイルを読み込むにはloadXML()を使用してください。

実例

メソッド

getParent

要素の親要素を新しいp5.XML オブジェクトとして返します。

getName

要素の名前をStringとして返します。

XML要素の名前はそのタグによって与えられます。例えば、 JavaScriptという要素の名前は languageです。

setName

要素のタグ名を設定します。

XML要素の名前はそのタグによって与えられます。例えば、 JavaScriptという要素の名前は languageです。

パラメータnameは、要素の新しい名前を文字列で指定します。例えば、 myXML.setName('planet')を呼び出すと、要素の新しいタグ名が になります。

hasChildren

要素に子要素がある場合はtrueを、ない場合はfalseを返します。

listChildren

要素の子要素の名前をStringの配列として返します。

getChildren

要素の子要素を新しいp5.XMLオブジェクトの配列として返します。

パラメータnameはオプションです。文字列が渡された場合、 例えばmyXML.getChildren('cat')のように、 タグを持つ子要素のみを返します。

getChild

最初に一致する子要素を新しいp5.XMLオブジェクトとして返します。

パラメータnameはオプションです。文字列が渡された場合、 例えばmyXML.getChild('cat')のように、 タグを持つ最初の子要素が返されます。数値が渡された場合、 例えばmyXML.getChild(1)のように、そのインデックスの子要素が返されます。

addChild

新しい子要素を追加し、その参照を返します。

パラメータchildは、子要素として追加するp5.XMLオブジェクトです。 例えば、myXML.addChild(otherXML)を呼び出すと、 otherXMLmyXMLの子要素として挿入されます。

removeChild

最初に一致する子要素を削除します。

パラメータnameは、削除する子要素です。文字列が渡された場合、 例えばmyXML.removeChild('cat')のように、 タグを持つ最初の子要素が削除されます。数値が渡された場合、 例えばmyXML.removeChild(1)のように、そのインデックスの子要素が 削除されます。

getAttributeCount

要素が持つ属性の数を返します。

listAttributes

要素の属性名をArrayとして返します。

注意:属性の値を返すには myXML.getString()または myXML.getNum()を使用してください。

hasAttribute

要素が指定された属性を持っている場合はtrueを、持っていない場合はfalseを返します。

パラメータnameは、チェックする属性の名前を文字列で指定します。

注意:属性の値を返すには myXML.getString()または myXML.getNum()を使用してください。

getNum

属性の値をNumberとして返します。

最初のパラメータnameは、チェックする属性の名前を文字列で指定します。 例えば、myXML.getNum('id')を呼び出すと、要素のid属性を 数値として返します。

2番目のパラメータdefaultValueはオプションです。数値が渡された場合、 例えばmyXML.getNum('id', -1)のように、属性が存在しないか 数値に変換できない場合に返されます。

注意:属性の値を返すには myXML.getString()または myXML.getNum()を使用してください。

getString

属性の値を文字列として返します。

最初のパラメータnameは、チェックする属性の名前を文字列で指定します。 例えば、myXML.getString('color')を呼び出すと、要素のcolor属性を 文字列として返します。

2番目のパラメータdefaultValueはオプションです。文字列が渡された場合、 例えばmyXML.getString('color', 'deeppink')のように、属性が存在しない場合に 返されます。

注意:属性の値を返すには myXML.getString()または myXML.getNum()を使用してください。

setAttribute

属性に指定された値を設定します。

最初のパラメータnameは、設定する属性の名前を文字列で指定します。

2番目のパラメータvalueは、属性の新しい値です。例えば、 myXML.setAttribute('id', 123)を呼び出すと、id属性の値を 123に設定します。

getContent

要素のコンテンツをStringとして返します。

パラメータdefaultValueはオプションです。文字列が渡された場合、 例えばmyXML.getContent('???')のように、要素にコンテンツがない場合に 返されます。

setContent

要素のコンテンツを設定します。

要素のコンテンツは、そのタグの間のテキストです。例えば、 JavaScriptという要素のコンテンツは JavaScriptです。

パラメータcontentは、要素の新しいコンテンツを文字列で指定します。

serialize

要素をStringとして返します。

myXML.serialize()は、要素をネットワーク経由で送信したり ファイルに保存したりする際に便利です。

Notice any errors or typos? Please let us know. Please feel free to edit src/io/p5.XML.js and open a pull request!

関連するリファレンス