ユーザーが画面にタッチするたびに1回呼び出される関数です。
touchStarted()
という関数を宣言すると、ユーザーがタッチスクリーンデバイスでタッチを開始するたびに 自動的に実行されるコードブロックを設定します:
function touchStarted() {
// 実行するコード
}
touchStarted()
がp5.jsによって呼び出されると、touches配列が 最新のタッチポイントで更新されます:
function touchStarted() {
// 背景を塗りつぶす
background(200);
// 各タッチポイントを1回だけ円で表示
for (let touch of touches) {
circle(touch.x, touch.y, 40);
}
}
パラメータのeventはオプションです。touchStarted()
には タッチイベントを説明するプロパティを持つ TouchEvent オブジェクトが渡されます:
function touchStarted(event) {
// イベントを使用するコード
console.log(event);
}
タッチスクリーンデバイスでは、touchStarted()
が宣言されていない場合、 ユーザーのタッチが開始されるとmousePressed()が 実行されます。touchStarted()
が宣言されている場合、ユーザーのタッチが 開始されるとtouchStarted()
が実行され、mousePressed() は実行されません。
注意:touchStarted()
、touchEnded()、 touchMoved()はすべて関連しています。 touchStarted()
はユーザーがタッチスクリーンデバイスにタッチした瞬間に実行されます。 touchEnded()はユーザーがタッチを終了した瞬間に実行されます。 touchMoved()はユーザーがタッチポイントを 移動させている間、繰り返し実行されます。
実例
シンタックス
touchStarted([event])
パラメーター
event
TouchEvent:
オプションのTouchEvent
引数。
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